2015年6月19日金曜日

BeagleBone Blackでのカーネルビルド

公式wikiに書いてあることと同じですが、どこに書いてあるかすぐに忘れてしまうことと、wikiが書き換えられて内容が変わってしまった時のための自分に対する備忘録です。

BeagleBone Blackでdebianのカーネルを再ビルドする方法:

(以下は、ubuntuで実行する)


git clone https://github.com/RobertCNelson/bb-kernel
cd bb-kernel/
git checkout origin/am33x-v3.8 -b tmp
または
git checkout origin/am33x-v4.1 -b tmp (←こちらはうまくいくか試していない)
./build_kernel.sh (←初めてビルドするときはこちら)
./tools/rebuild.sh (←コンフィグを変えて再ビルドするときはこちら)

それから、起動時に4D CAPE上のLCDにカスタムの画像を表示する方法:

  • 適当な画像を用意。4D CAPE LCD4.3inch版では480x272以下に抑える。
  • gimpなどで224色のインデックスカラーに落とした後、ppmフォーマット(RAWでなく、ASCII形式)でエクスポート
  • ppmファイルは、./KERNEL/drivers/video/logo/logo_linux_clut224.ppmと置き換える(のが一番簡単)
  • ./tools/rebuild.shで再ビルドする。途中のmenuconfigでは、
    drivers --> Graphic support --> Boot logo
    にチェックを入れて、その中の224色のものにチェックがあれば良い。
起動時に4D CAPE上にカーネルメッセージを表示させない方法:
  • linux起動パラメータ(bootargs)から、console=tty0を抜く(uEnv.txtを適宜編集)
起動後にLXDEデスクトップを表示させずにコンソールで止める方法:
  • linux起動パラメータに、"text"を追加する
なんか、linuxで調べることが多い&検索で見つかってもうまくいかないことが多いので、ちょっとしたことでも時間がかかるなぁ。


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