2015年8月12日水曜日

Windows10のハマりポイント(POPFile)

Windows8.1からWindows10にアップグレードしたPCで、POPFileが動いていないことに気がつきました。調べてみると、POPFile関連の環境変数(POPFILE_ROOTなど)が8.3名(DOS名、短縮形式)ではなく、ロングファイル名に変換された結果、パス名にスペース文字が含まれていることが問題となっているようです。

そこで、システムの詳細設定から環境変数を変更してみます。
事前にコマンドプロンプトでdir /xを実行するなどして、"Program Files (x86)"フォルダの8.3名を調べておきます。私のPCでは、"PROGRA~2"となっていましたので、環境変数のPOPFILE_ROOTを"c:¥PROGRA~2¥POPFile"のように変更します。その後、POPFile.exeを直接実行してみると、ちゃんと起動できていました。タスクマネージャにも、ちゃんとプロセスが起動していますし、POPFileコントロールセンターも表示できていました。

しかし、です。Windowsを再起動すると、やはりPOPFileは起動しません。もう一度、環境変数を確認してみると、先ほど8.3名に変更したはずなのに、元のロングファイル名に戻っています。何か操作ミスをやらかしたのかと思い、再度環境変数を書き換えてテストするとちゃんとPOPFileが起動するものの、やはり再起動とか、環境変数の設定ダイアログを開いたりすると、何かの拍子に元に戻されてしまいます。

仕方が無いので、POPFile自体を空白文字を含まないパスにインストールし直すことにしました。
一旦、POPFileをアンインストールし、再度インストールします。新しくインストールするときは、デフォルトのインストール先ではなく、スペースを含まないパスを指定してインストールします。ちなみに、私は、"c:¥ProgramFiles(x86)¥POPFile"(←空白を消している)にインストールしました。
これまでの学習データや設定はそのまま残るようなので、再インストールすると自動的に読み込まれて、以前と同じ状態で使えるようになりました。

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